CAN・BE・・~受苦と楽園~

CAN・BE・・~受苦と楽園~

 

チャップリン「女は“楽園(エクスタシー)”への権利を持って生まれてくるんだ」
ナナ「それじゃ、この苦しみはそのためなの?」
チャップリン「“受苦”…楽園への道しるべさ」

 

 あらすじ

チョップリン

主人公の“ナナ”は、中学生の頃にチャップリン映画を見て以来、女優になりチャップリンに逢うのが夢。

そのために演劇学校に通い頑張るも、プロダクションへの所属は不合格。自分よりも下手で、不真面目な女の子が合格していることに憤慨するが、自身の心によぎる言葉は「私は可愛くないから」。 耳を塞ぎ、大好きなチャップリン映画「独裁者」の言葉を思い 出す…『信じること』。

「…私にだって価値がある、きっと幸せになれるんだ」

そう呟き、日記を手に取ると目の前には死んだはずのチャップリンにそっくりな男が現れる。 陽気にタップを踏み、ナナを笑わせる男。それはナナが書き続けている日記(チャップリン)だった。 辛い時に日記に話しかけるナナは、日記と対話をすることで心が軽くなった。 そしてチャップリンがナナに話しかける。

チョップリンが現れる

『女は“楽園(究極のエクスタシー)”への権利を持って生まれてくるんだ』 「それじゃ、この苦しみはそのためなの?」 『それは“受苦”…楽園への道しるべさ』「…受苦?」

あなたに会いたいなと囁くナナに、僕は君の日記で本物のチャップリンではないよと答える。 『…そうね』と呟き、寂しがるナナ。

その後のナナの人生に起こる“受苦”の数々。そのたびにナナの心を救うように現れるチャップリンだ が、ナナは成功、挫折、結婚、出産、離婚を繰り返し、大人になるにつれ、その声は届かなくなっていく。そしていつしか日記を書くことも忘れていく。

「私の価値…本当の幸せって、なんだろう…」 そんなジェットコースターのように過ぎ去っていく日々に、ナナは一人の男性に出会う・・

「CAN BE…?」作品テーマ

エクスタシー(成功・幸福)を得るには、受苦(努力・障害)が必要である。
男性との恋愛を人生と重ね、恋愛ドラマを見せつつ、人生哲学を示していく。

 作品概要

「受苦と楽園」という一見重めのテーマを “スポ根”ならぬ“ラブ根”と仕立て、笑いあり涙ありのエンターテイメントに仕上げる。

 登場人物

◆ナナ :物語の主人公。中学生の頃にチャップリンの「独裁者」を見て以来、 「命の価値」は平等であり、そして自分の命にも価値があると気づくが、現実は理不尽なこと ばかりで失敗だらけ。本当の自分の価値とは?その答えは「結婚」なのか?「女性の自立」なの か?「女が持つ“楽園”の権利」を探し求めて、悩みつつも強く生きていく。

◆チャップリン:ナナが劇中で書き続けている日記の擬人化 されたキャラクターで、チャップリンと似た格好をしている。ナナ に“楽園”を教える存在

◆ナナの3人の旦那:ナナに与える“受苦”として登場し、成長を促していく存在

◆授苦 :受苦の“受”ではなく、“授”の意味。苦しさ(困難)を与える役割を担い。ナナの 成長や人格を形 つくる存在達。「勝アカデミー」友人達/デート相手の男性達/撮影所スタッフ 達/社長/TK/事務所所属タレント達/桂子/セミナー参加者達/N/プロダクションスタッフ他

 舞台概要

原案:おかざきなな
出演:桜田聖子/上地慶 他
脚本:桃原秀寿
演出:逸見輝羊
企画:おかざきなな
制作:有限会社CANBEスタープロダクション
制作協力・キャスティング協力:株式会社 STAGE COMPANY
公演回数:7回または8回公演

公演日:2020年2月19日(水)~23日(日)
・2月19日(水)19:00~
・2月20日(木)*14:00~ 19:00~
・2月21日(金)19:00~
・2月22日(土)13:00~ 18:00~
・2月23日(日)13:00~ 18:00~
 *2月20日(木)14:00- 未定

劇場:キンケロシアター
http://kinkero-theater.com/
中目黒駅から徒歩8分

観客動員数:約1,000人
チケット料金:前売り5,000円 当日5,500円

 主なスタッフ・キャストプロフィール

主演:桜田聖子

1978年1月8日生まれ。桜田聖子
1998年『東京きものの女王』1
<TV>
TBS系列『サラリーマン金太郎』レギュラー出演/
NHK 朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』-加納郁子役/
NHK 大河ドラマ『天地人』-黒田長政の妻、里役/
日本テレビ『夢をかなえるゾウ』-小田原華子役/
テレビ朝日 『科捜研の女 第14シリーズ』第7話ゲスト – 矢口朋子 役/
テレビ朝日 『相棒 Season 12』第3話ゲスト – 増井由美 役/
<舞台>
『売春捜査官〜ギャランドゥ〜』新宿SPACE雑遊-主演・木村伝兵衛役/
『家康と按針』銀河劇場・梅田芸術劇場・青山劇場・KAAT神奈川芸術劇場/
イギリスロンドンSadler’s  Wells Theater-三浦按針の妻 お雪役/
『火男の火』紀伊國屋ホール-伊万里役 他、多数出演。

主演:上地慶

<TV>
NHK 連続テレビ小説「ちゅらさん」/上地慶
TBS 月曜ミステリー劇場「上条麗子の事件推理2~死を呼ぶ早期退職金~」(2006年8月)/
KBC 福岡恋愛白書/NHK 解体新ショー
<映画>
曽根文彦監督「PING PONG」/
久保田誠二監督「地下室」/
藤田真一監督「W~ふたつの顔を持つ女たち~」(佐田役)/
高明監督「修羅の男と家なし少女」/
長沼誠監督「浅草・筑波の喜久次郎~浅草六区を創った筑波人~」/
2018年 宮坂武志監督「極妻の逆縁」①・➁
<舞台>
「友情~秋桜のバラード~」博品館劇場/
劇団名作座(座長・代表)全国巡業「ヘレンケラー物語~奇跡の人」/
北島三郎特別公演 「国定忠治」 <東京>新宿コマ劇場/
「奇跡のメロディ~渡辺はな子物語~」シアタークリエ 他

脚本:桃原秀寿

脚本・演出・出演。1979年沖縄県出身。演劇ユニット平熱43度座長。「平熱43度」は、漫画やアニメのような世界観である「カリカチュア(漫画)演劇」と題し、アクションやダンス、オリジナル曲を取り入れた、熱くエンタメ性の高い作品創りを展開。キャラクター性を強く押しだし、シリーズ物やスピンオフ作品も続々制作。第7回公演「流刑の島-監獄の唄-」では、第26回池袋演劇祭みらい館大明賞受賞/前夜祭CM大会特別賞受賞。第9回公演「熱血戦隊!ハートレンジャー!」では元SKE48の「桑原みずき」を主演に迎え、小劇場で観客動員1,000人超を達成。ハートレンジャー・シリーズは累計約3,000人の動員を達成する。

演出:逸見輝羊逸見輝羊

1979年10月3日生まれ。千葉県出身。演出家/俳優/(株)STAGECOMPANY代表取締役。2002年よりつかこうへいに師事。 2003年つかこうへい作・演出「飛龍伝 2003」に出演。「幕末純情伝」「売春捜査官」 など、つか作品多数出演。熱海殺人事件シリーズでは、つかこうへい演出最後の大山金太郎を演じた。つかより信頼を受け、つかが長らく戯曲化を懸案していた団鬼六の小説『往きて還らず』の演 出家に任命される。その後、多くのつか作品の演出をしている。2017年には鴻上尚史作 「TRANS」。2018年は「朝日のような夕日をつれて」演出・プロデュースし好評を博す。 2019年10月には2年ぶりのつか作品「売春捜査官〜ギャランドゥ」を上演予定。

企画:おかざきなな

CANBEスタープロダクション代表 /大人の色気スクール校長/コラムニスト/タレントおかざきなな

勝新太郎氏の元、18歳で女優デビュー28歳で芸能プロダクションを設立。6万人のタレントをオーディションし、ゆず北川悠仁さん、女優市川由衣さん他100名以上をデビューさせた。

プライベートでは、数々の恋愛遍歴の後3回の結婚3回の離婚3人の出産子育てを経験。現在芸能人の表現力を誰でも簡単に使えるメソッドとして開発し「大人の色気スクール」などを行う。講座実績は、東京を中心に10年間で1200回以上、講座参加者は3万人以上。NHKをはじめ、日本テレビ、TBS他、各テレビ局への出演多数。人気アイドルや女優に「モテテク」を指導し話題になる。芸能人以上に存在感のあるビジネスマンや魅力的な女性を増やすことで、活気ある社会の実現を目指している。

著書:「たった1秒で愛される!女優メソッド(講談社)」他9冊

 

<!–
–!>

PAGE TOP